2歳のお子様のレッスンとコンクール

2015年12月07日 23:17

2歳(来月3歳)の可愛い女の子がピアノで入会されて、1ヶ月がたちました。

 

当初は、リズム打ちは、頭ではわかっているけれど、体が反応出来ない。という状態でしたが、

今日のレッスンでは、四分音符と八分音符を初見で打てるようになりました。

また、ドレミまで、音で聞き分けられ読めるようになりました。

ピアノでは右手で、歌いながらドからソを使った曲を奏でられるようになりました。

 

適切な譜読みの練習、リズム打ち、毎日のCDを使った音楽性を伸ばすことで、早い段階からの音楽教育は

驚くほど効果をみせます。

 

現在、教室に通っているお子さん全員が、絶対音感を半年以内につけています。

 

私自身は、中学生からソルフェージュのレッスンに通い、家でも毎日ソルフェージュの問題をCD流しながら解き、やっとのことで絶対音感らしきものをつけたため、

小さいお子さんの音楽の伸び率の高さには驚かされると同時に、本当に羨ましく思います。

 

ところで、当教室の5歳のEちゃんが、

毎年六本木で行われるK音楽コンクールのヴァイオリンのキッズ部門で出場しました。

無事、予選を通過しました。

演奏が終わった後、EちゃんのところにK音楽コンクールの会長さんがわざわざ来て下さって、

「君!小さいのに上手だね!」と褒めてくださいました。

 

これには私も大変感激しましたが、

その後「伴奏は、あと2,3年は普通のピアニストで良いかもしれないが、、

今後は専門の伴奏ピアニストを用意しないとこの子がつぶれるよ。」と熱心に私におっしゃっておりました。

今回は、私が伴奏をしたからです。

これは大いに反省する点でした。

リハなどありませんから、

音響のバランスが掴めなくて、コンサートグランドピアノのふたを全開にして鳴らしてしまったからです。

 

来週が本選の本番です。私自身も、伴奏者として気を引き締めて行きたいと思います。